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Lana Del Rey/『Born To Die』 [CD]

Born-To-Die.jpg2011年10月にリリースされたシングル『Video Games』で注目して以来、デビュー盤のリリースを長い間、待ち望んでいた Lana Del Rey の『Born To Die』がやっと2月に入って届いた。この『Born To Die』が2012年になって初めて購入した CD で、長いこと待たされていたが、期待どおりのいい内容のアルバムだった。

この『Born To Die』は12曲入りのバージョン以外に、さらに3曲を追加した15曲入りがあり、そちらはジャケットのタイトル字が赤になっていてリリースが1週間遅いが、恐らくこのデビュー盤は手を変え品を変え、今後様々なバージョンがリリースされそうに思えるので、いち早く聴きたいこともあってこの12曲入りを手に入れた。

デビュー盤のリリースに先駆けて既に『Video Games』やタイトル曲がシングルになっていて、デビュー盤にはそれらの曲が序盤に固まっていて一気に続けて聴けることも嬉しい。そして5曲目の『Diet Mountain Dew』以降が今までに聴いたことのない Lana Del Rey の新しい曲として次々登場する。

これらの曲のプロデュースやミックスには見慣れない名前が多いが、その中には Paul McCartney の2005年のアルバム『Chaos and Creation in the Backyard』 でプロダクション・アシスタントにクレジットされていた Dan Grech-Marguerat や、Alicia Keys の初期のアルバムでミキシングを務めた Manny Marroquin という名前があった。

さらにはアメリカン・アイドル出身の Adam Lambert の2009年リリースのデビュー盤でアシスタントを担当したり、最近では Jennifer Lopez のアルバム『Love?』でアシスタント・エンジニアを務めた Chris Galland が、このデビュー盤に収録された曲のミキシングでクレジットされていた。

アメリカ、ニューヨーク出身の Lana Del Rey だが、このデビュー盤を聴いた印象ではイギリスや欧州をメインに活躍するアーティストのように感じる。

最近では Nicki Minaj、Alicia Keys、Beyoncé のアルバムに名前がある Jeff Bhasker がプロデュースした『Diet Mountain Dew』や、ストリングス・アレンジを手掛けた『Carmen』では厚い音の壁が Lana Del Rey のボーカルの後ろにあって、こういう重厚な感じの曲は、この寒い冬の時期にピタリと合う。

そして一見、Lana Del Rey と合いそうにない名前がこのデビュー盤にあった。1980年代に Belinda Carlisle や Stevie Nicks らにヒット曲を提供してきた Rick Nowels が『Summertime Sadness』でストリングスで参加していたが、ミックスを務めた Dan Grech-Marguerat の影響からか、あまり Rick Nowels が手掛けている曲という感じはなかった。

Lana Del Rey 自らが手掛けた『Video Games』の PV で注目して期待していたデビュー盤『Born To Die』は、過去に有名なアーティストのアルバムやシングルに (それほど重要なポストではないが) 関わっていたスタッフが参加して出来上がっていて、なかなかいい感じに思えたアルバムだった。

先行シングルの影響もあり、少し贔屓目に良く見ているかもしれないが、音楽情報サイト RO69 で紹介された記事で『Born To Die』は早くも全英チャートで2位以下に圧倒的な差をつけて No.1 に初登場したそうだ。これを見ても Lana Del Rey の人気はアメリカよりイギリスや欧州圏でさらに拍車が掛かりそうな様子に見える。

アメリカでは Saturday Night Live に出演したときのパフォーマンスが酷評されてしまった Lana Del Rey で、RO69 でも後日譚がいろいろ記事になっているが、ここまで英米で評価が二分された新人アーティストも最近では珍しい。

個人的には好きな Lana Del Rey だが、今後、酷評されたアメリカでその評価を覆すことが出来るか? それともメインの活躍の場をデビュー盤の評価が上々なイギリスを含めた欧州圏にするのか、その点でも Lana Del Rey の今後の動向が注目だ。

Born-To-Die.jpgBorn To Die
Born To Die
Off To The Races
Blue Jeans
Video Games
Diet Mountain Dew
National Anthem
Dark Paradise
Radio
Carmen
Million Dollar Man
Summertime Sadness
This Is What Makes Us Girls

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タグ:2012 Lana Del Rey


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コメント 2

どうぷ

こんばんは。

ワタシも前評判につられて聴いてみました♪
デジタル・ビートを基本に、周りを重厚なストリングスで固めた中に、彼女の気怠いヴォーカルを配置した感じのサウンドで統一されてますね。インディーズっぽさをゴージャスなサウンドで着飾ったような雰囲気は、わざと狙ったのならつかみはOKではないかなと。
正直騒がれてる程にはスゴいと感じませんでしたが、これからどう変化していくのか楽しみではありますね。
by どうぷ (2012-02-04 01:06) 

MCMLXV_65

どうぷさん、こんばんは。私、こういう女性ボーカル、ハマると結構好きなんです。昨年来の先行シングルも良かったので、個人的にはこのデビュー盤、気に入ったクチですね。
仰るとおり、今後の変化が楽しみです。とは言うものの、このデビュー盤にある曲で、どう今後を切り開いていくのか興味津々です。
by MCMLXV_65 (2012-02-04 03:01) 

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